火 Published 2017-08-08 茶事の先生が、水汲み小屋と呼んでいる、山梨県道志村の小さな別荘にお邪魔した。 コンテナ1台と屋根付きのデッキで構成された簡素なつくり。 デッキの端には、囲炉裏があり、薪で火を熾す。 まわりに生えている熊笹を釜で煮出してお茶にし、これまた生えている葛の葉を巻いた肉を灰の中に埋める。 茶事の時に、よく先生が、炭(火)の扱いが一番大事、と言っていたけれど、ようやく納得する。 火がなければ何もできないし、逆に火さえあれば、なんでもできる。 そう、すべては火から始まったんだ。 Categories:思考 Previous Post 今日の果樹庭 Next Post 非常食:日常の中に備えを組み込む(1)