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非常食:日常の中に備えを組み込む(1)

ずっと興味があったのだけど、なかなか手がつけられていなかった、非常時、災害時の食について、まとめてリサーチする機会がありました。

何冊か、関連する本を読んで実感したことは「日常の中に備えを組み込むことが重要なのではないか」ということでした。
食材はもとより、熱源の扱いにしても、調理法にしても。

ということで、自分なりの非常時の食のための備えを考えてみました。

・災害発生直後(災害発生後3日間)のための備え

非常持ち出し袋に入れてあるものを食べる期間。
水道電気ガスはないという想定。

以下、自分の非常持ち出し袋に入れようと考えたもの。

【お腹の足し】
プレミアムクラッカー 1箱 ※あれば使うもの
マクビティダイジェスティブビスケット 1箱 ※好きなもの
レトルトおかゆ 6袋 ※水分も一緒にとれる
玄米フレーク 1袋 ※常備品
ソイジョイ 3本 ※好きなもの

【水分】
いろはすミネラルウォーター(500ml)3本 ※ペットボトルが軽い
ポンジュース(200ml紙パック)1本 ※好きなもの
無塩トマトジュース(200ml紙パック)1本 ※水分が十分ではないので塩分は控える
豆乳(200ml紙パック)1本 ※常備品

【心の足し】
虎屋の羊羹(ミニサイズ) 6本 ※心の栄養
白桃缶詰 1缶 ※好きなもの
サンスウィートのプルーン 1袋 ※常備品
TON’Sの食塩無添加ミックスナッツ 1袋 ※常備品

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非常事態の中では、普段食べ慣れたものを食べると、気持ちが落ち着くとのこと。
しかも、こまめにローリングストック(使っては補給する)ができる。

あと、水分は、本来大人1日あたり3L必要だそう。
この3Lは食べ物に含まれている水分も含んでの量。
ただ、非常持ち出し袋は、持ち運べる重さにする必要があるので限度があります。
なので、いかに水分を含んだ食品を選ぶかということも意識する必要がある。
カンパンなどは、水がないと本当に食べにくいらしいので。

あとは、腹の足しも大事だけれど、心の足しも本当に大事だという。
なので、あったら嬉しいものと、いつも食べているものを組み合わせてみました。

こうやって、改めて考えると、普段使いのものを切らさないという生活の基本が、非常時に活きてくるんだなと実感します。

次は、少し落ち着いてきた時期のための備えについて。

◉参考図書

「本気で取り組む災害食」奥田和子(著)同時代社
「台所防災術」坂本廣子、坂本佳奈(著)農文協
「グラッと来てもあわてない!防災袋の必携!!地震の時の料理わざ【電気が復旧するまでの1週間】」坂本廣子(著)柴田書店
「必ず来る!大震災を生き抜くための食事学」石川伸一(著)主婦の友社
「生き延びるための非常食最強ガイド」エクスナレッジ編集部(編著)株式会社エクスナレッジ